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千代町電停を発車した電車。右手に東公園を見ながら、急に裏路地?にはいりこんだ。カーブを曲がるときガクンとスピードが落ちたが、再び線路が直線になると、いやもう、走るの走らないの。狂ったような猛スピード。電車はまるで砂利道を走るかのように、ガタゴト、ガタゴト、むちゃくちゃにゆれる。この線路、市内電車に数少ない、電車だけの専用路線。バスやタクシー、ダンプなどにじゃまされず、電車だけがのびのびと走れる路線。満を持していた運転手さん。ここで一気にストレス解消とばかりすっとばす。
「大学病院前」を近所の人は勝手に言い換えて「医学部前」とよぶ・その方がゴロがいいし、言いやすい。その医学部前の前は旅館街。九州で最高権威の九大医学部。昔は、九州、山口、いや日本国中からこの医学部に診察を求めて人が集まった名残である。いまこの旅館街は、修学旅行の常宿。中学生や高校生が将来の医学博士を夢見ているのか、いがぐり頭を一列にならべて大学をながめたり、電車をながめたり・・・・。
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