九大前

 きょうから、3日間、明治、大正、昭和の3代65年を走り抜いた市内電車最後の花電車が市内を駆け回る。「博多のお祭り」「動物たち」「クラッシク電車」の3台。市民が群がり、子供たちが手を振り、カメラマンが電車とかけっこ。みんな、消えゆく電車を惜しみ、「ご苦労さんでした」と感謝の気持ちでいっぱいなんだ。

 花電車は九大前でも、大もてだった。飲み屋やマージャン屋、かわいい娘のいる喫茶店から「花電車が来たぞー」の声に学生たちがドッとあふれ出し、「ウォー」と歓声があがり、拍手がわく。

 この町、学生の町。その証拠に古本屋が多い。真面目な学生(?)が専門書を開くかたわらで、不真面目(?)な学生がマンガ本に熱中する。

 そんな学生をシリ目にジーパン姿の学生が、きょうも道路工事のアルバイトに出かけていく。