城東橋

 橋の下は、薬院新川。いまは少しきれいになったが、2,3年前まで、城東橋を通るたびにプーンとメタンガスが鼻をついたものだ。町の人があまりのきたなさに「薬院新川を守る会」をつくった。その結果、いまでは、大きなフナが無数に泳ぐ、いくらかましな川になった。やればできる証拠を、この町の人たちが見せてくれた。きたない川に悩む町内のみなさん。ちょっと、ここに見学にいらっしゃい。

 さて、この城東橋界わい。いつのころからかアベックの町となった。夜ともなると、どこから来るのか、若いアベック、中年のアベックが、今宵比一夜の(あるいは数時間の)愛の巣を求めてウロウロ。平尾、高宮、薬院、天神。それにしてもアベックホテルがふえた。

 そして誘蛾灯にむらがる小虫のように、このアベックホテルに男が女が、集まってくる。「家庭もあるだろうに」なんて心配はご無用。いまはそんな時代なのだ。早朝の陽射しもまぶしそうに避けながら、フラフラ出て来る若い娘に「子殺し母親」のイメージがだぶってしょうがない。