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大正9年6月22日。渡辺通一丁目―西新町間の「城南線軌道敷特許」が出て、8年後の昭和2年3月26日、〃電車運輸営業〃が開始された。以来48年間、市内電車は雨の日も、雪の日も、ストライキの日を除いて1日も休まず、この城南線を走ったものだった。
ところで、この鳥飼。大正8年10月末日まで早良郡鳥飼村だった。鳥飼村は翌
11月1日から、合併されて福岡市になったのである。
朝8時。鳥飼電停は、男女中学生が信号待ちのたびに「ワイワイ、ガヤガヤ」その騒々しいこと。青信号ともなれば、何百人もの学生たちが、肩を組んだり、しゃべったり。はては、カバンの投げ合いなどをしながら、この横断歩道を渡って登校していく。そして、その風景は、電車がバスに変わったいまも変わらない。日曜、祭日の日だけ、このかいわいに静かな朝が訪れる。
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